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​ご挨拶

東京大学経済学部大橋ゼミホームページをご覧いただきありがとうございます。第10期ゼミ長の森本です。

こちらのページでは大橋ゼミの概要について説明しています。

産業組織論とは

大橋ゼミは「産業組織論」をテーマとするゼミです。

産業組織論とは応用ミクロの一分野であり、「企業行動や消費者行動の考察を通じて、産業や市場のメカニズムについての理解を深める」ことを目的にする学問です。そして、産業または企業の行動を知り、現実における規制や政策の在り方について考えていきます。

そのため、経営戦略やマーケティングとも関係が深く、競争政策や産業政策をも考察対象としています。

大橋ゼミでの学生主体の学び

ゼミ生の興味関心に基づき、学生主体でテーマ設定をしています。2024年度の活動では、毎回輪読・新聞記事の発表、そしてそれらのテーマに関連したディスカッションを行いました。いずれの資料も、話題性の高いトピックや手触り感のある身近な事例をテーマに学生と先生で相談して扱うものを決めています。今年度扱ったものとして巨大IT規制法や第7次エネルギー基本計画が例に挙げられます。

また、考察しディスカッションを行うためには理論や手法を身につける必要があります。

そのため学期の初めには、産業組織論の教科書の輪読を行い、思考の基礎的な枠組みを獲得する取り組みを行います。

 

定量的な測定の実践

実際の社会において、理論がそのまま適用されるというケースは多くありません。

何が起きているのか、どうしてこのような実社会になっているのか、という問題意識を持ち、実証分析していくという姿勢を大橋ゼミでは大切にしています。

3年生で執筆するゼミ論では、R等の統計ソフトを用いた実証分析を行います。ゼミ論ではチームで自由にテーマを設定することができます。

2023年度の活動では、ゼミ論として以下のようなテーマを取り上げました。

・大型商業施設の出店が中心市街地の小売店に及ぼす影響

・LCCの就航拡大による、 FSCの乗客数変化とそれに伴う戦略の変化

・新幹線開通による航空需要への影響

 

とはいえ、分析のためにはスキルを身につける必要があります。そこで、​プロアクティブ・ラーニングセミナー(サブゼミ)では、Rの講義を行います。みんなでのんびり話し合いながら進めるので、楽しく丁寧に学んでいくことができます。そのため、ほとんどの学生が知識ゼロからのスタートですが、問題なく習得しています。統計ソフトを使いこなすスキルはゼミ論だけでなく普段の授業や卒論執筆の際も活用できます。


 

ディスカッションを重視する環境

「議論と質問」を重視することも大橋ゼミの特徴です。先ほどディスカッションをゼミ内で行っていると触れました。

 

他者の意見や資料を踏まえて自分の頭で考え、そしてそれをわかりやすく伝えること、わからないことを尋ねることは案外大学では貴重な機会です。

また、ディスカッションはいくつかのグループに分かれて少人数で行います。そのため、ディスカッションを通してゼミ生の人となりを知り、仲良くなっていくという効果もあります。毎回ゼミ生と話しながら思考し、新しい視座を手に入れているため、普段の授業より楽しく充実した学びができていると感じます。​​

ゼミ以外の時間も楽しむ

もちろんゼミ後の食事会も定期的に開催しています。最近は、本郷三丁目のコスパの良い中華に行きました。ゼミを通して結果的に大学周辺のご飯屋さんの開拓もできています。

さらに夏には合宿があり、全力で学び、遊びます。2024年の合宿では、1日フィールドワークとして東北電力の見学を行い、次の日には仙台観光をしました。

また、ゼミがない日にも定期的に遊んでいます。春にはスポッチャで体を動かし、夏には江ノ島までドライブしてBBQを行いました。他にもみんなでフェスに行くフェス部など様々なゼミ外での活動があります。

ここで紹介したのはほんの少しです。大橋ゼミにはノリが良くユーモアに溢れる一方で、頭の切れる仲間が集まっています。ぜひ大橋ゼミで楽しい本郷生活を送りましょう!

 

東京大学 大橋ゼミ

第10期ゼミ長 森本陽香

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